92山+


下北半島92山+とは、国土地理院の1/25,000地 形図に名前が載っているピークを「山」とした。奥内の「朝比奈平」や東通村の「土筆森」も山としてカウントしている。下北半島というからには下北半島内の 山とした。よって、野辺地の烏帽子岳は入らない。最南端は吹越烏帽子岳である。北・東西は言うに及ばず。山名は「三省堂 日本山名事典」に拠った。高さ・ 緯度経度も 基本的には同書に準じたつもりだが、まだ精査はしていない。

 わざわざ+(プラス)と付けたのは、地形図には名前がない山も紹介しているからだ。

注意

 

これは、下北92山 の山歩き記録である。登山ルートの紹介ではない。そもそもルートがない。歩くべき道がないのだ。最初から、自分は道迷い状態だとの自覚が必要である。迷っ てから迷ったと慌てるより、最初から迷っているのだと思っていれば、本当に迷った時でも気は楽である。決して人に勧められるような山行スタイルではない。蜂や ダニに刺されたこともある。熊の気配に緊張したこともある。気が付いたらサルの群れの中だったこともある。スマートな登山とは決して言えない。

歩いたルートや時間も記載しているが、季節やその年の植生状況により大きく異なるのは当然である。

あくまで登る場合は自己責任で。

その他

 

下 北の地形図を読みふけっていた。ほとんど日課のようになっている作業だ。いくら雪山では自由なルートを取れるといっても、スキーでの痩せ尾根は魅力に欠け る。見るからに雪崩そうなところもある。地図を見ながら、この沢に降りるなら、登り返して向うの尾根に取り付こう。毎日こんなことを繰り返していた。

ジ~っと地図を見ながら、下北に山はいくつあるのだろうと思った。92山あった。数えてしまえば登りたくなるのが人情である。登るからには記録を残そうと思うのだが、文才が全くないので、単なる記録とした。



不本意ではあるが一々掲載の承諾を得る時間もツモリもないので、自分以外の顔写真にはモザイクを掛けた。同様の理由で個人名の掲載も控えた。