基本情報

山名 読み 三角点 標高 位置
北緯
東経
金津山
かなづやま
2等
520.2m
41-05-40.4
 141-19-46.2


下北半島の柄(下北丘陵)の中央部分にある。金津という地名は【金津というのは「鉄を積み出す川港」、入江・津・湊。】らしい。むつ湾からは砂鉄が取れるが、まだ海面が上昇していた頃、桧川は入江となっていたのかもしれない。


記録.1

                          山頂にて
                          山頂にて

2005/9/12  晴  登山道:林道

山行者:タケ+1


コースタイム:横浜道の駅から約5.0kmの橋(10:55)~林道終点(11:20)~尾根上(12:05/12:50)~作業道終点(13:20)~山頂(13:30/13:40)~尾根上(14:15)~登山口(15:00)


備考:三回目の挑戦。一度目は吹越烏帽子岳の縦走路終点から尾根沿いに北上しH551mピークから西に折れる計画だったが、H551mピークから500mくらいで時間切れ敗退。二回目は平山川を詰めてH551mピークと金津山の鞍部に出て登頂する計画だったが、これもヤブがひどく、時間切れ敗退となった。
今回は地元の方からの情報を元にルートを決めた。基本的に林道歩きだが荒れている。ここも後数年で簡単には登れなくなる。いつものようにコンパス頼りではなく、林道を歩いたので、方向感覚がずれて逆に不安だった。三角点は発見できなかった。


記録.2

                             西尾根から山頂を望む
                             西尾根から山頂を望む

2015/11/05  晴  登山道:林道+踏み跡

山行者:単独


コースタイム:南川代沢林道終点(貯木場)(1030)~林道分岐(1045)~尾根上(1130)~山頂(1155/1210)~尾根上(1230)~林道分岐(1300/1325)~貯木場(1335)


備考:以前、泊陸奥横浜停車場線から歩いたことがあるが、GPS頼みで歩いたせいか取り付き点を自分で決めなかったからか、どうも納得がいっていない山だった。
今回は桧川林道から南川白沢林道に入り、広い貯木場に車を止めた。予定より200m手前だが、駐車場としては好位置だ。歩き出してすぐに分岐となる。ここはコンパスで方向を確かめて左側に入る。少し藪化しているが、後は尾根に乗るまで一本道とおもいきや、沢の源頭部で道がなくなる。道はすぐに見つかったが、今までとは異なり、きちっと管理され、刈払いされている。地図では沢を巻いて尾根の鞍部に道は続くはずだが、尾根の先端に伸びている。気持ちの良い道なので、取り合えす行ってみると、目の前に鉄塔が現れた。送電線と鉄塔の管理用道路だ。すぐに引き返し、山側に目を凝らすとなんとなく尾根に向かう道っぽいヤブがある。ここから崩壊地をトラバースして、尾根に登った。計画では道にそって尾根を下り、山頂直下直下から直登するつもりだったが、道を歩くのも尾根沿いを歩くのもヤブに変わりはなく、尾根を選ぶ。これが大正解で、少しヤブをこぐと、踏み跡が尾根上にはっきりと出てきた。林相がヒバ主体からブナ主体になると、山頂となる。展望は良くないが、樹間から太平洋やむつ湾が見える。分岐点まで戻って、遅い昼食を摂った。
このルートが最もお勧めのルートとなりそうだ。また行きなくなるような山となった。