基本情報

山名
読み 三角点 標高 位置
北緯
東経
 大開山 おおびらきやま
2等
284.7
41-24-49.2
140-51-01.9


佐井村本村の南、願掛岩岩の背後に優しく横たわる山だ。
願掛岩は縁結の神として祀られている。駐車場の向かいにケビンハウスがあり、ここを起点にするのが一般的だろう。晩秋から初冬におすすめの山だ。


記録.1

2008/11/2  雨  登山道:一部踏跡

山行者:タケ+6

 

コースタイム:願掛岩駐車場(13:10)~第1ピーク(13:50)~山頂(13:55)~第1ピーク(14:00)~願掛岩駐車場(14:55)

 

備考:。駐車場の向かいにケビンハウスがあり、ここを起点に登り始めた。国道を少し南進し、適当な位置から尾根に取り付く。下草がない斜面を、落ち葉を踏みしめ歩く。スッキリとした山歩きが楽しめる。直ぐに矢越集落から川目集落へ抜ける道路と交差する。いくつかの小ピークを超えて、稜線の端まで行くと川目が眼下に見えた。山頂である。
登山道のない山で、これほど爽快な歩きができる山は下北では他に知らない。お勧めの山だ。
帰りになんとなく歩いていると、北からの尾根に吸い込まれる。そのまま降りても、矢越に着くので問題はないが、約1kmの国道歩きを我慢する必要がある。

上記GPSデータは第1ピークにザックごとデポしたため第1ピークから~山頂までのデータはないがほぼ5分稜線上を歩いた。三角点確認。


記録.2

                               山頂へ続くなだらかな道
                               山頂へ続くなだらかな道

2014/11/23  晴  登山道:一部踏跡

山行者:タケ+2

 

コースタイム:願掛け岩駐車場(1045)~点線道路(1100)~山頂(1210/50)~点線道路(1340)~願掛け岩駐車場(1350)

 

備考:6年ぶりに訪れるの山だ。
ほとんどヤブがなく、スキっとした山の記憶がある。コースも6年前とほぼ同じとした。願掛岩の駐車場に車を駐めて準備。国道338号を挟んだ向かい側にトイレがあるので用を済ませ、トイレ裏から山頂に続く尾根を目指す。雑木林の中を落ち葉を踏みながら歩くのは気持ちがいい。すぐに矢越から川目に続く点線道路と出会う。地形図からは想像できない、急坂を登り切る頃に極端に矮化した雑木に悩まされるが長く続かず狭い山頂稜線に出る。ここからピークを数回超えると三角点のある山頂となる。下に佐井村唯一の山間集落、川目が見える。登ってきた斜面と違い、周辺は立派なブナ林で、厚い落ち葉の層は何処に腰掛けても気持ちがいい。次に予定している佐井村役場からのコースを確認して帰路についた。


記録.3

                                大開山が見えてきた
                                大開山が見えてきた

2015/1/18  曇  登山道:一部踏跡

山行者:単独

 

コースタイム: 佐井村役場(1035)~神社(1050)~東ピーク(1105)~第1ピーク(1115)~第2ピーク(1130)~第3ピーク(1145)~大開山(1220)~第3ピーク(1245)~第2ピーク(1255)~第1ピーク(1310)~佐井村役場(1330)


備考:遠くから見ていて、気持よく歩けそうだと思っていたルートだ。機会があったら行こうと、前もって計画書だけは作っておいた。佐井村役場から数個のピークを超えて大開へのなだらかコース。仕事ついでなので、仕事優先で10時までかかってしまった。日曜日の役場は閑散としているが、目立たないように裏の駐車場に車を停める。10:30佐井村役場スタート。13:00まで歩いたら、引き返すことにする。5分も歩かずに急坂となる。かなり急で、落ちたらただでは済みそうにない。雪はうっすら化粧程度だが、地面が凍っていてキックステップは効かない。へっぴり腰にならないよう気をつけながら、ようやく登り切った。祠が寒そうに建っている。下りは無理なので、沢側に巻こう。
チョット寄り道をし、地図にない小ピークをいくつか越えて第1ピークへ。いいペースで歩いている。第3ピークを越えてすぐに、伐採地となり大開までのルート全体が見えてきた。第4ピークは寄らずにショートカットした。第5ピークは中腹にブル道があり、ここもショートカットした。丁度12:00だ。大開までの登り返しは、北西の風をモロに受け所々凍っている。アイゼンを引っ張りだして、そのまま置いてきたことを後悔しながら雪がしっかり付いているところを探しながら登る。登り切ると2ヶ月前に来たルートにでる。三角点は雪に埋もれていない。写真を撮り、そのまま引き返す。社の手前から沢側に巻き、急坂を避けたのだが、こちらも急斜面のトラバースとなった。社まで登り、東側の極力緩やかなルートを歩いたほうが無難なようだ。
第1~3ピークまでは海からの風が強くフェイスマスクが必要だ。条件によってはアイゼンが必要だ。年に一度は来たい。